名寄支部栄養士会だより 2006年6月号

名寄支部栄養士会だより 平成18年6月発行

会員のニーズに応えられる栄養士会をめざして

名寄支部長 小平 洋子

 北海道栄養士会支部は、四月二十二日(土)の総会で十名の新人会員を迎えました。資格のある方が、栄養士会を理解し入会していただくことは非常に嬉しいことですが、責任も感じています。
今年度名寄支部は、長年に亘り行ってきました地区懇談会を、職域懇談会(協議会別)に変えました。協議会別に、支部活動に対してのニーズや意見、職域の現状や悩み等を話し合ってみようということになりました。栄養士の仕事は非常に多岐に亘っています。支部活動はこの矛盾を乗り越えて活動することが要求されます。役員会で一番頭を悩ませるのは、研修会や、講演会をどの分野に焦点を当てるかです。皆さんの積極的なご意見が多数出てくることを期待しています。
栄養士会名寄支部は、今年四十周年を迎えます。名寄支部は一九六六年に旭川支部から独立、歴代の役員をはじめ会員の皆さんの努力により今日まで継承されています。四十周年記念事業は九月九日(土)に開催し、講演会と、講演会に関連した催し物(イベント)を行う予定です。講演会の講師は、医学博士・管理栄養士の本田京子先生にお願いしました。「子供から大人までの食の大切さ、食を自己管理する力を養うには・・・」というような内容でお願いしています。関連するイベントについても、職域懇談会で素晴らしいアイディアや意見・要望等が出てくるでしょう。
道民栄養改善学会事業は十月または十一月、北海道大学の伊藤悦朗先生に「脳と栄養」と題し、脳の栄養状態と食生活やメタボリックシンドロームの関わりについて、話していただきます。
周りの栄養士さんで、会員になっていない方がいらっしゃいましたら、栄養士会入会をお勧め下さい。または、栄養士会名寄支部事務局にお知らせをお願いします。

知識研究会 食事バランスガイドの活用

市立名寄短期大学 助教授 石川 みどり 氏

健康に対する関心の薄い層に対して意識を高めるためには有効に活用できそうで、実際に活用をイメージしての演習も交えての内容でした。これからより身近なものにしていくためにも、地域版の出版がカギを握るのではないでしょうか。
(出席者三十名)

 

総会

総会は、スムーズに審議が進み、無事終了しました。例年、地区ごとに行っていた懇談会を今年度は所属する職域ごとに行う予定でいます。初めての試みですが、「一人配置」の多い栄養士にとって、より今後につながる事を期待しています。(出席者三十六名 委任状二十八名)

管理栄養士国家試験合格状況

管理栄養士国家試験合格状況
平成十八年三月二十六日実施分
受験者数二〇五七〇/合格数五五〇四
合格率二六・八%(全国)

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