基本方針・事業内容

2023年度事業計画

基本方針

 北海道の健康づくり基本指針では、健やかで心豊かに生活できる活力ある社会の実現を目指す「すこやか北海道21」を策定し、道民の健康づくりを推進しています。

 本会は、栄養改善を通じて道民の健康の保持増進及び疾病の予防を図ることを目的とし、支部・協議会一丸となって食と栄養の面から健康づくりの支援を行います。またこれらを実施する管理栄養士・栄養士の資質向上を目指します。

重点項目

公益事業1 栄養改善事業

 道民の健康寿命の延伸を目指し、過栄養による生活習慣病の発症及び重症化や低栄養によるフレイルなど、食と栄養の課題解決に向け取り組む。また、健康増進のための栄養と運動の関係などについて、道民の正しい理解を図る活動に取り組むと共に、食と環境の調和に配慮した活動にも取り組みます。

  1. 地域住民を対象に栄養や健康についての支援事業:「すこやか北海道21活動」「栄養ワンダー」
  2. 安全・安心な食の理解のための情報提供

公益事業2 栄養ケア・ステーション事業

 栄養ケア・ステーション(CS)が、あらゆる栄養ケア活動を提供する地域拠点となり、地域での食育・健康づくり、疾病の予防、そして治療から住み慣れた地域での療養の継続ができる「切れ目のない食支援」を提供する。道民にとって身近なものとなるよう、栄養ケア・ステーションのPR活動を行うとともに、利用者増加の取り組みを行っていく。

  1. 医療・福祉施設向け‐栄養食事指導(外来・入院)・在宅訪問患者・居宅療養指導、デイサービス指導等
  2. 道民向け‐栄養講演会、講習会、料理講習会、栄養展・イベントの企画、レシピ作成
  3. 事業所向け‐特定保健指導、健診後の栄養指導
  4. 企業向け‐社員食堂献立アドバイス
  5. 地域包括ケアシステムにおける栄養ケアの支援

公益事業3 管理栄養士、栄養士の資質向上に関する事業

 幅広く活躍できる管理栄養士・栄養士の育成を行うために、イブニングセミナー、栄養ケア・ステーションステップアップ研修を中心に資質の向上を目指す。遠隔地の対応に向けWeb研修会の企画・開催。

  1. 春期・秋期研修大会、イブニングセミナー、ケア・ステーションステップアップ研修等の充実 研修内容は会員からの要望や最新の情報を企画。開催方法は時勢を考慮し開催する。
  2. 認定管理栄養士・認定栄養士の育成‐基本研修の単位は、日本栄養士会主催の研修参加と合わせて単位修得を行う。
  3. 春期・秋期研修大会等の講演は、後日オンラインにて配信予定。

その他の事業

会員のネットワーク構築をし、全ての会員への情報伝達を円滑にする。

  1. 実態調査・業務量調査を行い栄養士の実情を報告書としてまとめ各関係団体に理解していただく。
  2. 会員増対策の観点から、ネットワークを利用した就職斡旋業務、学生向けPR活動等。
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