名寄支部栄養士会だより 2005年6月号

名寄支部栄養士会だより   平成17年6月発行

地域住民と手を結んだ栄養士会活動に

名寄支部長 小平 洋子

 寒さ、暖かさを行ったり、戻ったりしながら、日々少しずつ春めいてきています。この会報が皆様に届く頃は、きっと夏に向かっていることでしょう。
四月二十三日の総会を機に、平成十七年度が始まりました。早速、役員会で今年度の事業実施計画を立てました。道民栄養改善事業は『食育』をテーマに、「地産地消の食育に果たす役割についての講演」および「地域の住民と取り組む地場産品を使った健康料理教室」の開催です。食育は栄養士会だけの力ではなかなか果たせません。同じ目的を持つ地域の方々と手を結ぶことにより、栄養士会が地域から信頼され、活動の場が広がり、食育の効果も上がるのです。
会員研修は、「わかりやすい消化・吸収等の生理作用」について学びます。この分野を苦手としている会員の方々にも理解できるような内容になるはずです。ご期待ください。
名寄支部会員は総会時に一名増加し、八十三名になりました。栄養士の資格のある方は全員が会員になり活躍していただきたいと考えていますので、会員増は非常にうれしいことです。しかし、今後の運営がどのようになされるかで、素晴らしい「栄養士会」になるか、魅力のない「栄養士会」になるか決定されます。私たち役員も知恵を出し合って努力します。会員の皆様からも意見や要望をどしどし出して頂き、楽しく、絶対に行きたい、「栄養士会」をめざしましょう。

知識研究会 日本人の食事摂取基準について

市立名寄短期大学 助教授 三輪 孝士 氏

 四月より使用される食事摂取基準についてご講演いただきました。内容が膨大なため、概要とエネルギーに絞ってのお話で、今まで使用されていた「栄養所要量」という言葉が使われなくなることや、その理由として確率論的な考えが大きく背景にあり、それに基づき策定された内容をお話くださいました。

(出席者三十名)

総会

 十七年度支部総会が出席者三十一名(会員八十二名中、委任状三十二名)をもって行われました。提案された議案はスムーズに審議され、無事終了しました。事業計画については、前年度行った新年会で大変多くの方に参加していただけたことから、新しく「会員の親睦活動」を加え、交流を深められる内容も計画しておりますので、ぜひ、多くのみなさんにご参加いただきたいと思います。知識を深めながら、楽しい名寄支部栄養士会にしていきましょう!

管理栄養士国家試験合格状況

管理栄養士国家試験合格状況
平成十七年三月二十七日実施分
受験者数三〇四七五/合格数七七〇五
合格率二五・三%(全国)

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