栄養士のつぶやき No.55

「発信力」

社会福祉法人北海愛星学園 管理栄養士 髙橋千惠

皆様こんにちは
「つぶやき」に何かをとお話があり、ふと我が身を振り返ってみて感じる事をつぶやいてみたいと思います。
児童養護施設に勤めさせていただき32年、10年前くらいから栄養士業も道半ばに入り、また時は「食育」の時代に突入した頃でもあり、こんな私にも講師講演の依頼も多くなりました。そんな中思う事は栄養指導ではコミュニケーション力、コーチング力、それらの他に栄養士が「発信する力」を身につけていくことが時代にあっているのではと言うことです。縁の下の力持ちと言われてきた栄養士業も、時代と共に変わってきています。何をしているのだろうと言われるよりも、活動を発信することで理解が深まり共感も得られ、全国にパートナーとブレーンが増えていきます。
私は児童養護施設のこども達との食や毎日をフェイスブックで発信するほか、電子書籍に今までの食育活動やこども達とのあれこれをまとめた本を発信させていただいています。2年前の発信当時、1ヶ月で3000越えのアクセスや反響がありました。北海道の小さな田舎町の一栄養士がこんな風に活動していると誰かが知り得る機会の基は「発信」したことであります。
同時にみなさんの現場の活動も「発信」することで誰かのお役に立つことがあります。顔を見ての大切なコミュニティーを築きつつ、このような発信で一生会えなかっただろう誰かともコミュニティーを築けたら有り難いと思っている今日この頃です。

無料電子書籍「児童養護施設の栄養士としていままでもこれからも」
「児童養護施設の栄養士としてできることさがし」
*どちらも蘭越町といれてから題名を入れると読むことが出来ます。


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