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旭川支部 福祉 旭川育児院 小長谷めぐ美

その1「食料支援のあり方」

 フードバンクは「食品企業の製造工程で発生する規格外品などを引き取り、福祉施設等へ無料で提供する活動」として近年取り上げられることが多くなってきているのではないでしょうか。
 現在、私の働く施設でもフードバンクより多くの食料品を受けており、また受け入れ先として相談を受ける機会もあります。その中で感じたことをつぶやいてみます…。
 フードバンクの活動で破棄される食品を必要な人へ届ける点は良いのですが、本当に必要な人へ届かない点が問題だと感じます。確かに施設が受け皿になれば提供側は満足かもしれませんが、施設には給食運営があるため、発注や在庫管理の上で嬉しい反面非効率的な業務が増えてしまいます。では、どんな施設でも受け皿になれるかといったら、提供された食料を売買に使用されるかもしれないといった問題もあり、信頼のおける施設への提供に限られている様子もあるようです。
 多くの食料の提供を受けている施設として、もっと他の小さな規模で頑張っている施設や学費をバイトで稼ぎながら食費を削って頑張っている学生に手を差し伸べられるような仕組みができると良いな。そんな社会であってほしいな。と思うのです。
 食に関わる栄養士として、食料支援の現状と今後のあり方に何かできることはないのかと感じたのでつぶやいてみました。

その2「多職種への理解」

 多職種連携。みなさんの職場でもよく耳にする言葉ではないでしょうか?
 私が他職種の実習生に「多職種連携でどのようなことをされていますか?」と質問された際の思いをつぶやいてみます。
 各施設で連携する職種はさまざまだと思いますが、私は多職種を理解することに焦点を当てています。また、自分のおかれている職環境に固執しないようにも心がけています。それはどういうことか?栄養士だから栄養士に関わる研修会に参加することはもちろんですが、職種に関わらず多くの分野の研修会に足を運びます。また、施設での対象者が児童だから児童に関わる研修会に参加することはもちろんですが、対象外の分野の研修会にも足を運びます。すると、多職種連携の際の視野が広がり、多職種を理解したうえで施設運営に関わることができると考えるからです。
 もちろん、就業環境によっては難しいことかもしれません。それでも私はこの方法が多職種連携に繋がるひとつの可能性と信じて、これからも継続し続け、若い世代にも継承し続けていく思いであります。


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