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食育について

公益社団法人 北海道栄養士会 空知支部長 則本 洋子

 空知管内には、安全・安心なこだわりの農産物や加工品など『食』の魅力がいっぱいです。
 長年栄養教諭として勤務していた時は、地元で採れる旬の野菜や果物について、自然の恵みに感謝し、生産・流通・消費についての地産地消に取り組みました。JAや農政・生産者との関わりを子ども達とともに学ばせて頂きました。

 食育授業の時は、生産者の方々が実物を持ち寄ったり、写真を見せながら熱く説明をしてくれました。その熱意が子ども達に伝わったせいか、旬の栄養たっぷりの野菜を好きになり、残さず食べてくれるようになりました。

 小学2年生は学級菜園ミニトマトの栽培をしていましたが、バスに乗り生産者のハウスに見学に行った時のことです。御好意で右手と左手に一個ずつトマトを頂くことになりました。真っ赤に色づいた、それはそれはおいしそうなトマトでした。ハウスから出て皆でそれを「いただきます」をして食べてから学校に帰る予定でいました。ところが、いつまでも手に持って食べない子どもがいるのです。嫌いで食べないのかと思い尋ねると「あまりおいしそうなので、家に持って帰りお母さんと一緒に食べたい」と言うのです。バスに乗って落としたりつぶしたりしたら大変と思い、担任の先生と相談し一個は食べもう一つは持って帰らせました。その子は高学年になり「私、栄養士になりたい」と言っていました。その子のその後の様子はわかりませんが、食育を通じて未来に夢を持たせたというのも素晴らしいことだと思っております。

 私も今は職を離れ自由な時間がたくさん持てるようになり以前から興味のあった野菜や花造りに励んでいます。今年は初心者コースのジャガイモ、トマト、ピーマン等でしたが、さらに葱、カボチャ、ズッキーニに大豆・・・いつの間にかたくさん増えてきました。これからも色々な野菜にチャレンジしていきたいと思っています。

 自分で育てる野菜造りは土作りから始まり、種植え、草取りや水やりを黙々と行うのが主な仕事です。そして食べ頃になった大地の恵みの野菜を摘み、美味しく食べるのが今の毎日の日課になっています。生活習慣病を予防するのに必要な食材の野菜は、煮物・焼き物・蒸し物・炒め物・揚げ物と大活躍で我が家の食卓を飾ります。

 一日350グラムしっかり取り、皆さん健康に過ごしましょう!!

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